2024/09/04 22:36

はじめまして
STUDIO FUNNNYのツマヨウジです

私たちはオリジナルのボードゲームを作り、
Makuakeでクラウドファンディングを行いました
その過程や心境をまとめたいと思い、記事を書きました。

【チームとメンバー】
STUDIO FUNNNYはクリエイターをやっている知人を集めて作ったチームです

・ツマヨウジ(イラストレーター)
デザイン、企画、制作進行

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ツマヨウジ作

・ねこじゃらし(CGクリエイター)
アニメーション、撮影、制作進行

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ねこじゃらし作

・NAKK AYNIE(映像ディレクター)
企画、制作補助

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NAKK AYNIE

・KUDO(Special thanks)
営業、アドバイス

以上のメンバーで集まり、それぞれの得意を活かしながら制作活動をしています

チーム企画の第一弾として、
オリジナルのボードゲームの制作に着手しました

【ボードゲームを作ったきっかけ】
きっかけは子供ができたことでした
私(ツマヨウジ)は今年パパになりました

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KUDO,ツマヨウジ
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自分の子供に何を教えられるか?
そう考えた時に、
「お金のことは大事だな」
と思いました

【定番ゲーム、モノポリー】
よく友達や家族とボードゲームをしていました
そこでやっていたのがモノポリーです

それにただ面白いだけでなく、
経済というものをしっかりと理解することができます
「子供に楽しく学ばせるにはボードゲームというものはピッタリ!」
そう思ったのが出発点でした

【STUDIO FUNNNYの結成】
もともと制作をともにしていたメンバーに声をかけ
ボードゲーム作りを開始しました

他のメンバーにはまだ子供はいませんが、
「社会勉強をするのに挑戦してみるのもいい」と参加してくれました

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ロゴ


【最初のデザイン】
ゲームのアイデアはお金に関することで考え始めました
・働くこと
・お金が借りられること
・経営ができること
・投資ができること
・イベントによって価値が変動すること

ここにもう一つ
・お金が全てじゃないこと

私は常々モノポリーのお金で勝敗をつけることに疑問がありました
「お金を人よりも多く稼げさえすればいい」
それってなんか違うな
子供にそうは思ってほしくない

その思いを込めてゲームをデザインする要素に
・お金が全てじゃないこと
をいれました

そう暗示してくれる金融経済ゲームこそ
新しい時代にピッタリだと思っています

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最初のデザイン


【ユダヤの教育、タルムード】
ユダヤの人々は子供にタルムードというものを聞かせて育てるそうです

日本でいう昔話のようなものなのだそうですが
中身はもっと実践的な教えが多いそうです

私も一部読ませてもらいましたが、
とても面白いしタメになるものでした

その一部に
「wisdom(智慧)はいくらお金を払ってでも手に入れろ」
というくだりがありました

・学ぶことはお金よりも大事
・挑戦し、失敗しても智慧は残る

色んな解釈をすることができますが、
とても重要な教えだと思いました

そしてボードゲームのコンセプトにもピッタリだったので、このゲームを『wisdom』と名付けました

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【デザイン案】
最初に印刷をしたもので、とりあえずプレイをしてみました
頭の中では上手くいっていたことが、
全然うまくいっていなかったり、想像していなかったルールの粗がいっぱいでてきました

やはり実践してみないと物事の良し悪しはわからないものです
改善案を幾つも出し合い、
その案を踏まえてボードのデザインも変更していきました

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第二デザイン案

最初の頃はシックで高級感のある路線が
いいと思っていたためカジノをイメージしてデザインをしました
(とりあえず仮だったので、実際の企業ロゴを使わせてもらいました)

多数決を取り、デザインを決め
またプレイをして改善案を絞り出していきました

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第三案

正直に言って、この作業はとても面白いです
みんなでゲームをして盛り上がり、
「あそこがああならもっといい!」と案を出し合っていきます
これを繰り返すと本当にゲームの質が上がっていくので、達成感が湧いてきます

【更なるアップデート】
3人でプレイを重ねデザインを大きく変えていきました
「扱っているテーマが堅苦しいから、デザインはポップな方がいいんじゃないか?」
そう案が出て、カジノのイメージからもっとゲームを意識したデザインへと変更をしました

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最終デザイン

作り直したデザインをみんなに見せると、
満場一致でこちらのデザインへと決まりました

ポップなデザインへ変更し、
ねこじゃらしが合わせてコンセプトアニメーションを作りました

アニメーションになった時は本当にテンションが上がりました
ねこじゃらしの映像はデザインととてもマッチしているので、興味のある方は是非見てください!